すけべえ(助兵衛、助平、スケベ)は、すけべい、すけべともいい、(男性が)異性に対して異常に好奇心を示すこと、及びそうした人、つまり好色・好色漢・好き者を指す言葉である。好色な女に対しても、しばしば用いられる。
江戸時代から使われていたが、本来はあることに非常に強い興味を示すことを指していた。「兵衛」は、「飲み助」や「呑兵衛」などに付いている「助」や「兵衛」と同じく、動詞や名詞を擬人化する接尾語であり、「助」は元々「好き」であった。しかし、当時は助兵衛が人名としては極めてありふれたものであったため、このように訛ったわけである。例えば、司馬遼太郎の歴史小説『功名が辻』には4〜5人の「助兵衛」さんが登場していたことからも、ありふれていた様子が伺える。
これが好色の意味に限定して使われるようになったのは、明治時代も終わりに近づいてからと思われる。