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国民

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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この項目では、国中の民について記述しています。その他の用法については「国民 (曖昧さ回避)」をご覧ください。

国民(こくみん)とは、に属する個々の人間を指す場合と、国に対応する人間集団をまとめて指す場合とがある。なお、共産主義的なニュアンスを嫌うなどの理由で人民(people)の言い換えとして用いられることも多い。

目次

[編集] 国民:国籍を持つ人 (national, citizen)

個々の人間を指す場合、国民とはある特定の国において、その国の国籍を持つ者をいう。国民と対比して、その国の国籍をもたないものを外国人という。

[編集] 国民:政治共同体 (nation)

何らかの共通属性を根拠にしてまとまった広域の政治的共同体を、集合的に国民と呼ぶこともある。国民は、居住する地理範囲に一つの国家を作ることが予定される。そのような条件を満たす国家を、国民国家と呼ぶ。この意味での国民は、民族と重なる例が多いが、言語・文化にもとづかない国民もあるため、完全に同じというわけではない。

国民が持つとされる属性は、文化・言語・宗教・歴史経験など国によって基準が異なる。また、どのような基準をとっても国内外にそこから外れる人がでてくる。そのような逸脱に対しては、同化・排斥・領土拡大などの動きが生じる場合がある。

国民は、共通属性の産物ではなく、政治の産物である。国民の擁護者が出現し、その宣伝や教育が成功して、人々が自らを宣伝された区分での国民であると自覚したときに、国民が生まれる。ベネディクト・アンダーソンは以上のように説き、国民を「想像の共同体」と規定した。実際に、共通属性を持つ集団が国民意識を生まないことは非常に多く、スイスの例のように共通属性がないところに国民意識が生まれることも稀にある。


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