「メセナ」とは、もともと芸術文化擁護・支援を意味するフランス語です。
日本では、1990年の
社団法人企業メセナ協議会の設立に際し、テレビ番組の協賛の意で使用されてきた“スポンサー”という英語ではなく、フランス語のメセナを採用したことから、メセナは「企業がパートナーシップの精神にもとづいて行う芸術文化支援」をさす言葉として知られるようになりました。
実際に行われている活動としては、「メセナアワード2005」の受賞企業の活動例を取り上げるのが解りやすいでしょう。
■ メセナ大賞部門 (応募総数88社/104件)
メセナ大賞 株式会社三越 日本橋三越本店を中心とした芸術・文化事業の展開
アートスタイル経営賞 株式会社板室観光ホテル大黒屋 自然と現代アートを融合させた斬新な旅館経営
児童文化賞 株式会社イトーヨーカ堂 子ども図書館の運営と「小さな童話」大賞の実施
服飾文化賞 財団法人京都服飾文化研究財団 「COLORS ファッションと色彩:VIKTOR&ROLF&KCI」展の開催
市民文化賞 株式会社信濃毎日新聞松本専売所 劇場「ピカデリーホール」による映像と舞台芸術活動への支援
文化財保存賞 財団法人住友財団 国内外の文化財維持・修復事業助成
アート情報文化賞 大日本印刷株式会社 ウェブサイト「DNP Museum
Information Japan アートスケープ」の運営
地域文化賞 田苑酒造株式会社 「田苑酒蔵サロンコンサート」の実施
審査委員奨励賞 株式会社崎陽軒、ほか8団体 「大倉山水曜コンサート」の継続的な運営支援
■ 文化庁長官賞部門 (応募総数36社/38件)
文化庁長官賞 株式会社損害保険ジャパン アートを活かした地域活動―損保ジャパン東郷青児美術館/人形劇「稲むらの火」
一口に芸術文化といっても様々なジャンルがあるので、企業メセナ協議会では以下のような分類を行っています。
(全国の企業を対象とした「メセナ活動実態調査」における分類)